夏の思い出に深海魚を釣りたい～ご家族で貸し切り探索便

「普通のお魚じゃなくて、深海魚を釣ってみたいんです」というアツイお問い合わせをいただきまして。

イシグロの村上さんとスケジュールを相談したうえで、乗り合いツアーではない深海探索に行くことになりました。

お客様と、うちの船の空き状況、村上さんのガイド予定（他船でもツアーを開催されています）、この３つが一致しないとお受けすることが出来ないため・・・

今回は村上さんが調整に調整を重ねてくださり、深海ツアーに行けることになりました。

当日は台風の影響もなく、無事出船にこぎつけました、よかったよかった＾＾

朝7時半に乗船～リールの使い方からレクチャー開始です＾＾

ここでリールの使い方をバッチリ覚えて、深海に出発です！

　台風が来るようには見えない・・・青空と日差し。

・・・あっという間に、400Mの深海に到着です。

お子さんが４人いるということで「けんかになるから、1人1本釣り竿を～」と、贅沢に！

さぁ、勝負です。誰が一番最初に釣るかな？

海のコンディションが、前日の大雨の影響なのか緑色っぽいのに加えて、2枚潮・・・。

そんな中、一番最初に釣りあげたのが、男の子（双子ちゃんだそうです）

サビ（すみやき）です。このお魚。歯がめちゃ鋭くて・・・

PEを切られてしまったり仕掛けを切られてしまったり。

潮が悪かったのもあってオマツリ頻発してしまい、ほどいている時間がもどかしかったです・・・

2番目に釣れたのは、お姉ちゃん。

こちらも、サビ（すみやき）でした。

このお魚、なんと、お腹に傷（歯型）がついているんですが。

水面まで「ガブっ」と他のお魚に喰われていたそうです。

タモ入れ前に口を離したので、何の魚が食いついていたのか分からず・・・

お腹の肉、ちぎれなくてよかった、って思うことにします。

250Mほどの深海の入り口まで戻って探索すると・・・

ゆめかさご！

帰りは船のミヨシに立って、風を受けながら～

船酔いされてしまった方もいて、辛そうだったけれど・・・＞＜

　皆さん、お疲れさまでした＾＾

どんなお魚が釣れたのか、じっくり観察タイム！

そして、とっても鋭い歯

さて。

このお魚を「食べたい～」と言ってくださったので、お料理してもらえるお店に行きましたよ。

ユメカサゴは、から揚げになっていました。

「お料理ができるころまた来ますね～」と・・・一旦家に帰ってから来たんですが、

・・・来るのがちょっと遅かった＞＜

みなさんお魚が大好きなんでしょうね、ガッツリ食べている最中でした＾＾；

ものすごい勢いでお魚が消えていく・・・・

僕が釣ったの、これ～

一番奥にあるお皿は、アジの泳がせ便に乗船されたお客さんからのプレゼントでした＾＾

頂いたオオモンハタは、1キロクラス。

お刺身にするには身がしまっていなかったので、煮てもらったんですが。

わたしがお店に行ったときには、もう半身がなくなっていました；；

もうね、ご家族みんな、お魚大好き～っていうのが見ているだけで伝わってきましたよ！

無言で箸を動かしてました。こんな風に食べてもらえてお魚も喜んでいるだろうな～って。

ご飯を食べた後は、海水浴に行かれていましたね～

素敵な夏の思い出に、なったかな？

夏の思い出作りのお手伝いが出来たらいいなと思っています。

・・・夏休みはまだ、はじまったばかり。

そして明日は台風の影響でお休みなので

久しぶりに、飲みながらPCに向かっておりますこんばんは（挨拶遅っ）

日記を書き終わったら、（もう終わるけど）2本目をプシュっと開けながら漫画を読みたいと思います。

なんと、深海魚を扱った漫画をみつけたのです！

マグメル深海水族館　という漫画です。yahooのebookの商品購入ページで試し読みができます。

舞台は2030年。なんと、東京湾の深海２００Mの場所に水族館ができて。品川駅から電車で行ける～っていう設定だからなんかすごい。

そしてこの漫画の監修は、深海で有名な石垣幸二さん。沼津港深海水族館の初代館長さんです。

所々に深海生物の解説が載っていて。とても魅力的に深海の生き物が描かれています。

深海に潜む生き物たちを身近に観察することができるという水族館の中で起きるいろんな出来事～

読み終わった後は深海の生物のことが身近に感じられるようになるかもしれません。

チョウチンアンコウのメスは4０センチなのに、オスはたった3センチだそうで。

メスのお腹にかみついてひっついて寄生？するんだって。

なにそれー！ってムスメが夢中で読んでいました。

さぁて、わたしも続きを読もう！まだ3巻の途中なのです＾＾